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【大都会】買い物天国マレーシア旅行記【大自然】

年末年始をマレーシアで過ごす旅行ツアー。クアラルンプールとマラッカの情報を写真と共にお届け。

ペトロナスツインタワー2008年12月31日から2009年1月4日までの5日間、マレーシアへ旅行に行ってきました。クアラルンプールで買い物を楽しみ、郊外で大自然に触れ、最終日はマラッカまで足を伸ばしました。多民族国家のマレーシア。繁華街に一歩踏み出せば、色々な人種、言葉、食べ物に出会うことが出来ます。
首都のクアラルンプールは、巨大ビルが立ち並ぶ大都会。でも、車で郊外に出れば、いつの間にか周りは巨大なヤシの木だらけに。クアラルンプールを東京と例えるならば、マラッカは京都。古い町並み、教会、風車・・・アジアなのに何故か西洋。まるでマカオに降り立った時のような感覚を呼び起こします。植民地の時代を経たマレーシアを表す、歴史のある町です。
多民族国家、大都会と大自然、現代と歴史・・・このような多面性が、マレーシアの魅力に迫るキーワードになるかもしれませんね。
それでは旅行記本編に入りましょう!

旅行は既に、国内から始まっている

大晦日のセントレア出発が朝早いため、一緒に行く友人が30日に泊まりに来ました。「明日に備えて早く寝る」のが自然な流れですが・・・到着早々、私の口から残念なお知らせを聞かされる友人T氏。「ごめん、まだ何も準備してないんだ!」
徐々に更けていく夜。自分は準備に専念し、その間友人にマレーシアの事前調査を依頼・・・したはずが、いつの間にやらサンレッド鑑賞会になっていました。「くぼたまこと」の他の作品を知っているだけあって、サンレッドも相当ツボだったようです。良かった良かった。
で、結局、マレーシアについては何も調べないまま朝を迎えました。あ、基本は夏服ってことだけは確認した!ただ、レストランなどはクーラーがよく効いているので、羽織れるものを持っていくといいらしい。旅行会社からもらったセットには、マレーシアのガイドブックに加えて、観光情報が詰まったCD-ROMと、クアラルンプールの夜景がついたマウスパッドが入ってました。市内ミニマップと地下鉄路線図、主要なショッピングモールやレストラン情報が載っているこのガイドブックは、旅行中とても役に立ちました。

シンガポール航空のサービスは世界一ィィィィ!

36 nintendo gamesマレーシアへは、シンガポールで乗り継ぎをして向かいました(直通便もあります)。10時前に中部国際空港を発ち、約6時間でシンガポールのチャンギ空港に着陸。マレーシア行きに乗り換えて、約40分でクアラルンプール国際空港に到着します。利用便は人気の高いシンガポール航空。何がすごいかって、機内で懐かしのスーファミゲームが遊べます。ストリートファイター2とかF-ZEROとかスーパーマリオコレクションとか・・・。3年前とラインナップが若干変わっていました。以前はポケモンで、何種類捕まえられるか勝負した思い出が(ちなみにトップはダントツでT氏でした)。そんなT氏が今回選んだのは、ゼルダの伝説 神々のトライフォース。私はワリオの森に挑戦したものの・・・消してるはずがどんどん増える、ドクターマリオ現象発生。全然進めず、機内食で中断。

シンガポール航空のお昼の機内食配られたメニュー一覧を見ると・・・前菜盛り合わせ、冷たい季節の麺、鶏と玉ねぎの甘辛煮・季節の野菜・ご飯、小菓子(タコせんべい)、アイスクリーム(フォションストロベリー)、パン、お茶という豪華さ。ご飯&麺&パンという多段主食攻め、どれも美味しいです。機内がとても寒かったので、温かいお茶がありがたかったなぁ。冬服の上に毛布2枚かぶってちょうど良いくらい・・・。
着陸前に、シンガポールへ行く人向けのアナウンスがありました。タバコ、お酒の持ち込みが制限されるという部分を聞いて、近くの座席のおっさん大激怒。「セントレアの免税店でタバコを買った際、店員に航空券をチェックされたが、注意事項も何も言われなかった」とか。ついでに、入国カードの書き方が分からないから代わりに書いて欲しい・・・とアテンダントに迫る始末。

鼠年最終日の版画アテンダントって大変だな・・・と思っている間に、シンガポール着陸。さて、乗り継ぎと聞くと難しそうに思えますが、心配無用です。チャンギ空港の案内板は、どこも日本語表示有りの親切設計。スーツケースは自動で積み替えられますし、手続きは一切ありません。飛行機から降りて、ターミナル内を移動するだけです。ただ、乗り換えのゲートだけはモニターで確認が必要です。乗り換え時間は1時間ほどあるので、その間にシンガポール土産を見るも良し。途中で版画スポットがあったので、スリスリしてきました。
そしてたどり着いたゲートで見た光景は・・・空港スタッフに詰め寄る先程のおっさん!「マレーシアの入国カードを書き間違えたからもう一枚くれ」・・・って、この人、行き先マレーシア?そりゃータバコ買っても店員何も言わないわ・・・。

シルクエアーの機内マレーシアへは、シルクエアーの飛行機で移動。サービスはドリンク1杯というシンプルさでしたが、機内はクリスマスらしい飾りつけがしてありました。ガイドブックに目を通していたらいつの間にやら着陸。

マレーシアの通貨について
単位はマレーシア・リンギット(RM)。旅行時のレートは1RM=約27円でした。表示価格を30倍すれば、およその日本円に換算できます(例:10RM=約300円)。換金は、町中・ホテル・空港で可能ですが、町中の両替所が最もレートが良いです。治安が悪くないので、町中でも気軽に両替出来ます。RMが余らないよう、小額ずつ換金するのがベスト。千円や五千円札をたくさん用意しておくと便利!

すごく・・・大きいです・・・ベルジャヤタイムズスクエアホテル&コンベンションセンター

ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル、部屋の一角クアラルンプール国際空港も日本語表示があり、しかもターミナル間を移動するモノレール乗り場は日本語アナウンス付き。おかげで難なく入国手続きも終わり、到着口で現地ガイドさんと合流しました。空港からクアラルンプール市内のホテルまでは車で1時間程度かかります。道路の周囲は延々と木が生えており、「森の中を切り拓いて作りました!」という雰囲気満点。4車線もある道路をびゅんびゅん走ると、その内に、宝石のように光るペトロナスツインタワーが見えてきました。宿泊先は、ベルジャヤ タイムズ スクエア ホテル&コンベンション センター(長いな)。繁華街のブキッ・ビンタン通りには徒歩10分という好立地。部屋はなんと最上階の43階!ちょっとリッチな気分。ウェルカムフルーツと、ミネラルウォーターのサービス(毎日2本)がありました。ロビーは14階にあり、それ以下のフロアは1000店舗+遊園地が入っている巨大モールとなっています。また、モノレールの駅に直結しているので移動も便利。

10Fのフードコート吹き抜け夕飯を食べていなかったことに気付き、21時を過ぎていましたがモール探索を兼ねて食事に出発。ちなみに、マレーシアとの時差はマイナス1時間(日本が23時の時、マレーシアは22時)。まずはモールの1階で両替。その後10階のフードコートへ。このモール、とにかく広い・・・フードコートもやたらと広い!中華料理、マレー料理、ベジタリアン向け、麺類、イタリアン、ジュースなど、様々なコーナーがありました。時間をかけて1周してみましたが、如何せん種類が多いので全く決められず。散々悩んだ挙句・・・イタリアン、君に決めた!何故にマレーシア?それは話すと長くなるので要約すると、「アジア旅行ではあんまり見知らぬものを食べないことにしたんだ」。去年のタイの教訓です。「ここはひとつ、マレーシアらしい料理を!」過去の私ならば絶対こう言ってるはず、身の程知らずめ!・・・で、イタリアンのお店の前でメニューに悩むこと数分、「Closed!」という店員の声と共に店を締め出されました。22時近くなると自己判断で閉店するようです。

タイムズスクエア内の遊園地他にもレストランはあるだろう。気を取り直して、そのまま1階ずつ店を見ながら下りていくことにしました。遊園地も今日の営業は終了のようで、残念ながら入場ゲートが閉まっていました(ジェットコースターだけでも乗りたかったなぁ)。服屋がひしめきあっている中、所々で目に付くのがキャラクターグッズのお店。マレーシアでも日本の漫画・ゲームは大人気!キャラクターフィギュアはもちろん、キーホルダー、プリントTシャツ等、本物か偽物かあやしいものまでわんさか。中でも驚いたのは、CDのラインナップ。FF関連やアニメ系など棚にずらり・・・。需要あるのかは謎ですが、日本の価格と変わらないので、現地の人にとってはかなり高価なはず。そんな事を考えながら見てるといつまで経っても夕食にありつけないので、途中で看板が目に入ったピザ屋に直行(するも、あまりの広さゆえ20分程かかる)。

Papa John'sピザ旨いッ!深夜でもほぼ満席、多くの人で賑わっているPapa John’sピザ。2種類のピザとドリンクを注文。熱々なピザと一緒に、2種類のソースが運ばれてきました。ガーリックバターソースとピザの相性が最高!こんなに熱いピザ屋さんは是非とも日本に来て欲しい。アイスティー、シロップが無かったのでもしやと思ったら・・・やっぱりどろどろに甘かったです。あの地方の飲み物は、基本、べたべたに甘いです。まれに、スターバックスでさえ・・・。

【ピザから学ぶマレーシアの物価】物価換算は、カケル100
日本より物価が安いマレーシアでは、嬉しいことに、1万円使い切るのが大変!ここで、現地の人と物価感覚を同じにしてみましょう。夕食代が2人分合計約40RMなので、30倍して日本円に換算すると1200円、安いね。しかし物価換算すると、40RM×100=4000円・・・現地の人が40RM出して食事をするということは、日本で4000円出して食事をするのと同じような感覚。高いね!ちなみに、モノレール一区間の乗車賃は1.2RM。物価換算をすると120円、ふーむ、まぁそんなもんか。

ペトロナスツインタワーを目指して歩く、大晦日のクアラルンプール

キムタクが見つめる大晦日の繁華街繁華街はごった返していました。ステージも構えられ、大音量でのお祭り騒ぎ。地元っ子の間では、スプレーのかけ合いが流行っているようです。スプレーと言っても、噴射するとふわっとした綿のようなものに変わる物質で、クリスマスツリーの雪の装飾に使われてそうなもの。見知らぬ人にでも平気でかけてくるので、近づかないほうが賢明です。年越しカウントダウンをどこでするか・・・2009年まであと1時間をきった所で浮上した問題。花火とかあるんじゃない?→よく見えるところ行くか→ツインタワーキレイダネ!!→タワーよく見える所行こう・・・という流れで歩いてたら、結局タワー麓まで着てしまいました。30分くらい歩いた気がします。あぁぁー!「体力温存計画その1・出来るだけ歩かない」が早くも、脆くも・・・。

ペトロナスツインタワーでも、夜のペトロナスツインタワーは圧倒的な存在感。予想以上の高さ&太さにビックリ。452mは伊達じゃない!全体を写真に収めることは到底叶わず、下から見上げて撮ってきました。一本を担当したのは日本の建築会社だそうで、そう聞くとなんだか親近感わきます。モノレールの営業時間が24時までだと知り、24時ギリギリのモノレールで繁華街に戻ってきました。駅まで徒歩20分かかるくらいなら、そのまま徒歩で戻れば良かったよ。でも、モノレールから見下ろす、人に溢れた繁華街の光景は凄まじかったです。改めて、大晦日の盛り上がりを感じた瞬間でした。モノレールから降りて人の波の中へ向かった時、地元っ子に人気のモール「スンガイワンプラザ」屋上から突然花火がドーン!ええー!もう24時!?・・・少し拍子抜けした気分で花火を見ながら、新年を祝いました。

マレーシア1日観光ツアー午前の部~クアラルンプール市内編~

レストラン「Big Apple」での朝食爆睡でした・・・。モーニングコールのけたたましい音で起床。携帯電話のアラームだったら気付かないところだった・・・。ケータイで思い出しましたが、Softbank3Gはシンガポールもマレーシアも繋がります(国外での利用は料金体系が変わります。ご利用の際は事前にSoftbankサイトをよくご確認ください)。本日はもう一組のツアー客と一緒に、ワゴン車での1日観光です。写真は14Fのレストラン。スノーマンが飾られた朝食ビュッフェ会場です。メリークリスマスとハッピーニューイヤーをまとめてしまうアジアらしい飾りつけ。スクランブルエッグやベーコンなど、よくあるホテルの朝食系にプラスして、インド系(ナン・カレー)、中華系(お粥)、ベジタリアンゾーンが設けられているのが特徴的。初朝食だったので無難なものしか食べませんでしたが、明日の朝はちょっと珍しいものに挑戦してみようと思います。フヒヒ。

国家記念碑観光一発目は、国家記念碑
マレーシア独立のために戦った兵士を悼んでつくられたものらしいです。この銅像の奥に背の高い記念碑があります。玉ねぎ型の屋根は、イスラム教の象徴だそうです。
旗がアメリカの国旗っぽい上に銅像の人々の顔が西洋人なので、最初はアメリカ兵かと思いました。でも、この銅像を作った彫刻家がアメリカ人だとか。うーん、アジア系の顔ならもっと雰囲気出るんだけどなぁ。周囲には小さい黄色い実がわさわさ付いている木が生えていました。マレーシアのリゾート地「ペナン島」の由来になった「ペナンの木」で、食べると渋くて唇が痺れるとか!危険だ!次はイスラム教に関係深い建物へ行くのですが、その道中で野生の猿が出現!大喜びで写真を撮る私と比べ、自宅に猿が出没するというT氏は至って冷静。

国立回教寺院の大ホール、暑い時はクーラーつけるらしい静かな国立回教寺院の廊下二ヶ所目は国立回教寺院。イスラム教徒が1日5回、メッカに向かってお祈りする場所です。寺院内では、女性は肌の露出を避けるために、紫色の布を頭からすっぽり被って観光します。市内にはこのようなモスク(寺院)がたくさん建てられています。大勢の人が集まるので、大きいモスクには必ずスピーカーがついています。スピーカーから流れるのは、大音量のソーラン節コーラン。

独立広場イギリス植民地時代の旧連邦事務局次はムルデカ・スクエア(独立広場)。一面芝生の広場が、マレーシアが独立宣言した場所です。道を挟むと西洋の建物がありました。イギリス植民地時代に建てられた旧連邦事務局で、夜のライトアップが綺麗だとか。ここに来て、町中のいたるところでハイビスカスのデザインを見かけることに気付きました。ベンチの背もたれにあしらわれていたり、街灯の電球を包んでいるのがハイビスカスの花だったり。

笑っちゃいけない門番(写真はOK)王宮への門こんなところでも見つけました。ハイビスカスが付いているのは王宮の門です。王宮本体はこの奥にあるのですが、遠すぎて見えません。勿論、一般人は立ち入り禁止です。でも、少し横に行けば、柵の先にちらっと見えます。観光スポットになっているので、門の周囲には観光バスなどが何台もならんでいました。門の両脇には警備員が一人ずつ立っています。片方は立っているだけですが、もう片方は馬に乗ってます。絶対に笑ってはいけない王宮警備24時・・・かどうかは不明ですが、警備員は真顔で微動だにしませんでした。

マレーシア国立博物館マレーシアの歴史を学ぶのに最適な場所、マレーシア国立博物館。時代によって展示室が分かれており、石器時代から現代までを見て回ることが出来ます。マレーシアの人口割合は、6割がマレー系、3割が中華系、1割がインド系。その理由は植民地の歴史にありました。最初にマレーシアを植民地にした国が、ポルトガル。インドネシアのスマトラ島と、マレー半島の間のマラッカ海峡に目をつけました。「この海峡を通る船から税金を取れば儲かる!」そう考えたポルトガルは、マラッカ海峡に近い町「マラッカ」を占拠。ついでにザビエルも来て、キリスト教を布教。教会が各地に建てられました。次に乗り込んできたのがオランダ。「ここ暖かいね!作物よく育つね!」と、気候に目をつけたオランダは、働き手として中国人を連れてきて、ゴムの木を生やしまくりました。

シルク織物の柄入れ次に入ってきたのがイギリス。イギリスは土を見てびっくり。「これスズじゃん!弾丸の素材じゃん!」と、急いでスズ採掘工場を建設。働き手はインドから連れて来ました。時代は戦争に入ります。そして最後に来たのが日本。日本が残したのはなんと・・・「自転車」でした。マレーシアの概要については、マレーシア政府観光局公式サイトも参考にしてください。さて、旅行会社のツアーに欠かせないものといったら・・・?答えは、お土産ショップの立ち寄り。まずはマレーシア特産店。シルク織物の柄入れの実演を見せもらいました。ヤニと蝋を混ぜた液体を、万年筆のようなものに入れ、ノンストップで輪郭を描きます。躊躇が無い滑らかな動きは見事。これを乾かし、水彩のように色を入れます。色の重なり具合がとても綺麗でした!良い品だと思いますが、観光客価格のため回避・・・。

Beryl's チョコレート次に寄ったBeryl’sのチョコレートショップは、お土産に最適な商品が満載です。去年マレーシアに行った弟から、袋入りティラミスチョコ(←これ美味しい!)を買ってくるよう頼まれていました。ここのチョコは価格が高めなので、狙いはお値打ちな大袋!色んな味が8種類ほど入っている大袋(ばら撒き土産用)など、合計7000円程わさわさ購入。チョコレートは口溶け系ではなく、結構固めです(溶ける心配はありません)。マンゴーチョコやドリアンチョコなど、変り種もあります。ガンガン試食を差し出されるので、遠慮なく食べまくりました。どれも美味しい!商品の数が多くて目移りしてしまいますが、ひとつ注意があります。翌日に行ったセントラルモールで発見したのですが、一部の商品はショッピングモールでディスカウントされて売っていました。例えば、一口大が9粒入っている箱入りチョコが3箱セットで10RM(約300円)程度。買い足りなかった分はセントラルモールで追加購入しました!

お昼ご飯は、中華料理店でマレー料理ブキッ・ビンタンエリア宿泊ホテルに近い繁華街(ブキッ・ビンタンエリア)で昼食となりました。日程表には「マレー料理の昼食をどうぞ」と書かれてましたが、お店の看板にはでかでかと「中華料理店」。確かに、出てきた料理はチャーハンや炒め物など、基本中華系。他には刻んだパイナップルが餡に入った魚の餡かけや、トムヤンクンに似たスープも出てきました。タイを彷彿させる手強い刺客!

足うらがマッサージですドリアン屋台。ニオイでわかる。食後は腹ごなしに繁華街をじゃらんじゃらん(=ぶらぶら歩き)。この辺りはマッサージ屋が軒を連ねています。足裏マッサージは30分25RMから。水槽に足を突っ込んで魚に角質を食べてもらうアレもありました。一本奥の通りは屋台街です。夜は料理屋台が並んで賑わうようですが、昼はフルーツ屋台がちらほら。売られてるフルーツは・・・においでわかるぞドリアン!私は好きです。

Lot10に向かいますLot10内部午後のツアーまで自由時間となったので、早速モール探索!まずは緑色の建物「Lot10(ロットテン)」へ。タイムズスクエアからは徒歩10分くらいの距離です。伊勢丹と合体しており、小規模アピタ系な雰囲気。5階に良い雰囲気のアジアン雑貨店を発見しました。すかさず立ち寄ったところ、なんと雑貨の説明カードが日本語!さては観光客用の店かッ!?と態度を硬化させるものの、よく見ると値段はそこまでボッタクリではなく。10RM(約300円)のサンダルかわいかったなぁ。観光だから靴にしたけど、夏に靴は暑い!こういう時、クロックスって便利そうだな。

マレーシア1日観光ツアー午後の部~熱帯のクリスマスツリー編~

ドナルドマジッククアラセランゴールというところに、熱帯のクリスマスツリーがあるらしい!ということで、午後からは車で市外へ。ツアーだと、ドライバー1人にガイドさん1人・・・っていうのがよくある傾向ですが、今回のガイドさんはドライバー兼ガイド。丸一日のツアーで、長距離ドライブに観光案内に・・・全部一人でこなしていました。なんという守備範囲!そんな強肩敏腕ガイドさんの運転で、高速道路のような道をひたすら突っ走ること1時間。常に120km/h以上出てたんじゃないかと思うスピードの中でも、じわじわと眠気が・・・。車が揺れる度に、窓に頭をしこたまぶつけてたような気がしますが、目覚めた時には高層ビルが全く無い大自然の中!周りはいつの間にか木ばかりに。まずは、夕日が綺麗だというメラワティの丘麓で下車し、マクドナルドを彷彿させる列車に乗り換え頂上へ。

マラッカ海峡を臨むQ:このおじさんは、何をしているのでしょうか?インドネシアのスマトラ島とマレー半島とのスキマに位置する海、マラッカ海峡。折角ここまで来たのに、残念ながら天気は曇り・・・マラッカ海峡に沈む夕日を見ることは、期待出来そうにありません。しかしこのエリアは、夕日以外にも”とあること”が楽しめるスポットとなっています。
さて、ここで問題です。このおじさんは、何をしているのでしょうか?

餌を食べる猿正解は、お尻をかいt・・・ではなく、「猿の餌を販売している」でした。植物の茎、一袋2RM(約60円)。丘の上はなんと、野生の猿スポット!ニホンザルより少し小柄で、1メートルくらいの長い尻尾が生えた猿が大量発生。自由に餌をあげることができ、奈良の鹿公園のような環境でした。餌を差し出すと、素早く手を伸ばして掠め取っていきます。噛み付いたりはしませんが、餌を見ると飛び掛ってくるので要注意(カバンに飛びつかれ、驚いた瞬間に手の中の餌を持っていかれた私・・・)。このまま野放しにしておいたら、その内手に負えなくなるのでは。志賀高原の猿の怖さといったら・・・。
猿との一方的なコミュニケーションを楽しんだ後、またドナルド号で丘を下り、夕食のレストランへ向かいました。川沿いにある中華風海鮮料理店は、全席満席の大盛況ぶり!

川辺のレストランマッドクラブ?チャーハン、ふかひれスープ(っぽいもの)、魚の揚げ物など色々出てきましたが、中でも注目なのは、蟹!マレーシアは年中蟹が取れるらしいです。これはもしかしてマッドクラブ・・・?金槌で叩き割って食べます。店のおじさんが豪快に実践してくれました。あまり大きくないので苦労の割には身が少ないですが、味は濃厚で美味しいです!シメのデザートは亀ゼリー!

いよいよ、熱帯のクリスマスツリーが・・・日も落ちて真っ暗ですが、熱帯のクリスマスツリーはどこに?
疑問に思いながら到着したのは簡素な船着場。4人乗りの(沈没しそうな)手漕ぎ舟に乗り込み、茶色い川を静かに移動します。聞こえるのは、オールが水を掻く音だけ。川の中にあるマングローブの林に近付き、そのまま木に沿って進みます。このマングローブの木を飾っている電飾、シンプルだけどとても綺麗です。木全体を覆ったライトが、チカッチカッと機械的に点灯します。これだけ装飾付けるの、手間かかっただろうなぁ。
・・・え・・・違う?人工のイルミネーションじゃないの?じゃあこの光は・・・?
なんと、電飾だと思っていたものは、全て「ホタル」!熱帯のクリスマスツリーとは、ホタルに包まれたマングローブでした!

タイムズスクエア15階にあるプール日本のホタルと色も光り方も全然違う!黄色くぼや~っと光らず、白くハッキリ点滅します。それも何十万単位で。写真には撮れませんでしたが、密度の濃い夜空のような光景です!見る価値アリ!オススメ!マレーシアに行ったならば是非!出来れば虫除けグッズがあると良いです。30分の舟旅の間に、いつの間にか蚊に刺されていました。蟹を食べた後は蚊に・・・いや、なんでもないです。
大自然の光を満喫した後、また1時間かけて眩しい都会に戻ってきました。ホテルの部屋へ・・・向かう前に寄ったのが、15階にあるジョジョバ スパ。マレーシアに来たからには、スパも行っとこう!ということで、”翌日”の夜に予約を入れました。スパを明日にした理由・・・それは今宵、足マッサージに行くことにしたからです!

天国?地獄?足うらがマッサージです

土砂降りに見舞われる昼にぶらついたマッサージ激戦区にやってきたものの、どの店も大繁盛しており、どこに入ろうか悩むこと数十分。降ったり止んだりしていた雨がしびれを切らしたかのようにスコール化したため、目の前にあった店に決定!隣同士の2席にしてくれました。足を洗い、裾をヒザ上まで上げてイスに座り、スタンバイ。私の担当は、腕っ節がいかにも強そうなスキンヘッドのオッサン。うわーこりゃ痛そうだな・・・と思っていたら、うっかり表情にも出ていたようです。「痛くないよ^^」と笑顔で返され、”地獄の”30分が始まりました。指先からふくらはぎのツボを網羅していったのではないかというくらい、強烈な痛気持ち良さ・・・いや、痛さの方が勝ってる、蓄積された疲労が根こそぎとられていくような痛快さ、いかにも効きそう・・・!一方T氏は、マッサージ直前、ふと思い出したように一言・・・

タイムズスクエア43階から見える郊外の夜景「そういえば、足触られるのに弱いこと忘れてたwww」
痛さよりも、くすぐったさから必死に耐える30分になっていた模様。笑いをかみ殺している表情、これは相当苦しそうだ!そんなT氏の担当はどんな人かと見上げてみれば・・・あれ!?梅吉さんじゃないっすか!英語喋ってたから気付かなかった!
・・・え、それ別人だって・・・?という具合で、本気で間違えてもおかしくないくらい梅吉さんにそっくりな店員さんでした・・・私だけじゃなくT氏も同意していたので、間違いないです。梅吉さんのドッペルゲンガーその1は、確実にマレーシアに存在しています。
雨はまだ降り続いていたため、ホテルへはタクシーで帰りました。メーター無しのボッタクリタクシー、たった3分の乗車で10RM!傘買うよりは安かったけど・・・。こうして長い一日が終わりました。

クアラルンプール市内、ショッピングモールめぐり

インド系コーナーにあった真っ赤なカレー滞在3日目の朝食滞在3日目の今日は、夜にライトアップツアーが入っています。それまでフリーなので、市内のショッピングモールでお土産を見ることにしました。マレーシアの環境にも慣れてきた所で、朝食も異文化に挑戦してみようと思います。向かったのはインド系コーナー。昨日から気になっていたレッドカレー、これは一体どれくらい辛いのか・・・?ナンと一緒に、少量のレッドカレー&チキンカレーをお皿へ。少しだとそこまで赤く見えませんね。ナンにつけて食べてみると・・・あ、案外辛くない!タイカレーよりも食べやすい味で、結構イケました。

セントラルモール手前のチャイナタウンショッピングモール一箇所目は、タイムズスクエアの西に位置するセントラルマーケット。モノレールの場合、マハラジャレラ駅で降りてチャイナタウンを通過し、徒歩10分ほどの距離です。駅の改札付近に、チャイナタウン方面の出口(北側)が表示された看板があったのですが、これを見落としてしまい、南側から出てしまいました。北側にすぐ行けると思ったのですが、通路がありません。仕方なく一旦階段を下りて、道路沿いを歩き、陸橋を渡りました。基本的に横断歩道が無いらしく、「横断すると罰金」っぽい看板も見かけました。おーこわい。チャイナタウンに入り、中華系アーケードを進みます。夜になると、アーケード内は両側2列ずつ屋台が並び、大混雑するらしいです。さわやかな朝だというのに不衛生な臭いが漂っていたため、そそくさ通過。最初からタクシー使えば良かった!

セントラルマーケット入り口セントラルマーケット内部アジアン雑貨や定番土産がお値打ちに買えるセントラルマーケット。営業は22時まで。店がひしめき合うローカルな雰囲気なのに、フロアもフードコートもゴミひとつ無し!ここなら食事しても良さそう。お値打ちなBeryl’sチョコと、手のひらサイズの編みカゴ(1個2RM)を購入。大袋チョコを、数個ずつカゴに入れてラッピングすれば、良いお土産になるかな・・・と。

スリアKLCC(ツインタワーの根元にあるモール)の内部二箇所目はツインタワーの根元にあるモール、スリアKLCCです。セントラルモールからタクシー利用しました。メーター無しタクシーで料金は12RM、絶対ボッタクリだ・・・。降りたKLCC入り口には、「この辺のタクシーはメーター無いから乗らないほうが良いよ!」的な看板が(そう言われても、メーター付きタクシーなんて旅行中一度も見つけられなかった・・・)。さて、モール内はブランドショップが立ち並び、ちょっと高級感が漂っています。こちらも果てしなく広いので、気になるお店だけ見てまわりました。
マレーシアでエレベーターに乗ると、ある「違和感」を感じます。それは、フロアの数え方。地上(日本では1階に値するフロア)は、GF(ガーディアンフォースグランドフロア)と表示されています。日本で言う2階が、マレーシアでは1階。エスカレーターのボタンを何度押し間違えたことやら・・・。フロアを独占しているんじゃないか!?というくらい広い紀伊国屋書店がありました。

DOMEでのお昼ご飯英語や中国語など、言葉によって区画が分かれています。日本の雑誌やマンガまでもあり、豊富な品揃えが魅力的。中国語のドラゴンボールなど、海外仕様のマンガはちょっとした記念になります。食事時のKLCCのフードコートは人で溢れていました!食事処はたくさんあるのですが、特に面白そうだったが隅っこにあったフードコート。中華料理やインド料理は勿論、日本料理や欧米系など、世界各国の食べ物が集まっていました。清潔そうな空間だったので食べても良いだろうと思ったのですが、人が多すぎて席が確保できず断念。その代わりに来たのがDÔME。町中など、いたるところで見かけたお店で、気になっていました。表示されているメニューが、これまた食欲をそそるのです。ムール貝のクリームパスタとカフェラテ、美味しすぎる!サンドイッチのボリュームも凄いよ!

安くてローカル色が濃い、スンガイワンプラザ三箇所目は、Lot10の正面にあるスンガイワンプラザ。地元の若い子で溢れている、安くてローカル色が濃いショッピングモールです。小さいお店がぎっしり。中でも得にチェックしたいのが、サンダル!VINCCIというお店は特に人気があるらしいです。気に入ったサンダルを手に取り、値段を見たら・・・30RM(約900円)!悩むことなくお買い上げでした。需要が高いだけあって、商品の回転も早いようですね。・・・と、ここらでとうとうお金が心細くなってきました。スンガイワンプラザ内の両替所で両替しましたが、ここはレートが微妙に良かったです!そうそう、微妙に変わるのはレートだけではありません。お土産の値段など、同じ商品でもお店によって値段がバラバラ。そこで、お店のお買い得加減を確認するこんな方法があります。「定番商品の値段をチェックする!」例えば、どの土産店でも見かける、ツインタワーの置物。この置物の値段を毎回確認し、これが他店より安ければ、その店は価格設定が安い店と言えます。多分。

KLナイト~夜景&ライトアップツアー~

レストラン「ボントン」で夕食ボントンのディナーセット18時から夜のツアーがスタート。ホテルでガイドさんと合流し、まずは夕食。中国とマレーシアを合体させたアジアン料理のレストラン「ボントン」。店内はクリスマスツリーがあり、綺麗でした。出てきたのはワンプレート(!?)ディナー、結構クセのあるタイ系の味付け。うーん・・・一番美味しかったのは左下の、葉に包まれたお肉かなぁ・・・。食後のデザートは、温かいタピオカ汁にバナナが入ったものでした。

トレーダースホテル最上階の「スカイ・バー」バーから眺めるツインタワー。根元にあるのがKLCCモール。ライトアップツアーと称して来たのが、トレーダースホテル最上階にある、スカイ・バー。ツインタワーがの目の前という、絶好のスポット。プール右側の席が最も良い景色を楽しめるのですが、そこは全て予約済。ツアー用の席は2階でした。2階だと窓枠が邪魔で、タワー全貌を写真に収めることはできず・・・。ワンドリンクサービスで、グァバジュースを飲みました。後に知ったのですが、予約済の席でも、人がいなければ写真撮影のために座っても良かったそうです。なーんだ、それならもっと綺麗な写真撮れたのに・・・!

ジョジョバ・スパに行ってきますKLタワーを車窓から見ながらホテルに戻り、先日予約したジョジョバ スパへ。メニューは全部で12コースあり、時間の長さや内容が変わります。例えば、「正統派コース(75分で180RM)」、「お楽しみコース(180分で360RM)」など。日本語のメニューを見せてもらい、散々悩み、贅沢コース(120分で260RM)に決定。別途サービス料15%が加算されますが、タイムズスクエア宿泊者は、サービス料込みの総額から15%OFFになります。よって、合計約255RM(約7,600円)。店内はすごく綺麗!暗めの照明の中、水のせせらぎ音が聞こえてきて、とても落ち着きます。ジャグジー付きの個室へ案内されました。
「ジョジョバ スパ 贅沢コース」の流れを余すところ無く紹介!・・・したい所ですが、気付いたら寝ちゃってまして、記憶が・・・でも、「夢心地で気持ち良かった」ということだけは自信を持って言えます!T氏は開始直後にメガネを撤去されてしまい、何も見えず大変だったらしい・・・。

深海塩スクラブ
簡単に言えば塩揉み。お姉さんが塩を塗ってくれます。漬物気分を味わえます。
アロマティック塩水+ジャグジー
平たく言えば塩抜き。「15分入ってきてね」と言われました。説明は全部英語です。不明な点はジェスチャー付けまくって確認しました。
イヤーキャンドルトリートメント
長細いお灸を耳に突っ込まれ、頂上に点火(写真参照)!耳元に向かってお灸がじりじりと燃えていくというスリルのあるサービス。横向きに寝て、「エクスキューズミ~」と耳元で囁かれ、お灸がズリズリ入ってきました。この時点でゾクゾクしまくりで、リラックスどころか全身硬直。火が点いてからも恐怖は続きます。パチパチ燃える音がダイレクトに聞こえてきて、そのまま数分経過。終了後、「耳から出てきたものだよ」と、1cmくらいの高さの黄色い山を見せられました。耳垢かと思ってびっくりしたら、お灸の燃えカスらしい。良かった・・・。
アロマテラピーマッサージ
ミントの香りを嗅いでリラックス。アイピローをのせられた辺りから記憶がありません。
ジンジャーティー
生姜湯だ!濃い!体に良さそうだけど刺激的過ぎて全部飲みきれず。

日本で同等のサービスを受けるよりは圧倒的に安いので、サービスも価格も大満足でした。最後に、ヤシの実の入れ物に詰められたバスソルトなどの入浴セットが貰えました。韓国でアカスリをするような感覚で、マレーシア行ったらならスパ、これは定番コースになりそうです。次やるなら、一番長い3時間のコースだな!

歴史があふれる街、マラッカ一日観光

ジャスコ マラッカ店マレーシア滞在最終日となる本日は、ガイドさんおすすめのオプションで「マラッカ1日観光」に出発しました。料金は日本円で1万円という、かなり高いプランですが、支払う価値がありました!クアラルンプールから空港に行くよりも、マラッカから行く方が若干近いため、通常のピックアップよりも少し長めに遊ばせてもらえました。
天候は生憎の雨。朝から車に乗り込み、約2時間かけてマラッカへ向かいます。頭を窓にガンガン打ちながらも、眠気は勝てず、うとうとしていました。そんな状態で外を見ると・・・ジャスコ!?寝ぼけて日本かと思った・・・!ガイドさんにきいたところ、この辺りは昔墓地で、墓地が移動になった後みんな怖がって家を建てなかったそうです。そこにジャスコがどーんと建ち、その存在によってみんなも墓地のことをすっかり忘れ、今では高級住宅地になったそうです。なるほど・・・印象って大事だね。

マレー系の伝統的な家観光一箇所目は、マレー系の伝統的な家屋。ここら一帯だけ、高床式の集落になっていました。白川郷みたいな位置付けかな。メルヘンな色合いだけでなく、タイルが敷き詰められた階段や家具など、かわいらしい造りがたくさん。庭にはマンゴーやバナナの木、スパイスになりそうな香草がありました。猫とニワトリも発見!マレー系は猫を飼う習慣があるそうです。ほほう、それなら私はマレーシアでうまくやっていけそうだ。
市街地に入る手前でトイレ休憩がありました。町中のトイレは有料だそうです。次第に交通量が増えてきました。マラッカはマレーシア人にとっても観光スポットのため、休日になると混むそうです。日本人が京都へ行くのと同じ感覚だとか。
次に向かうのは、昔の住居をそのままに保管した博物館。その家の人もそうだったようですが、マレーシアではマレー系と中華系の夫婦が多いそうです。

マラッカ市街地ずらっと停められた車、ただでさえ細い道が更に通りにくくなっています。こんな道でも、観光バスがバンバン通っていきました。低い建物が並ぶ街並みは、日本の宿場に似ています。ここで一旦車を降り、博物館へ入りました。2階建ての伝統的な家屋は、風の流れを取り入れるなど、風水を意識した造りだそうです。そんな説明を聞きながら家の中を歩き回ったのですが、2階へ行く階段には、物々しい黒い扉と鍵が付いていました。夜になると階段を封鎖し、2階から降りて逃げないようにしたためだとか・・・なんという怖い家庭。その反面、茶目っ気が感じられたのが、玄関の真上に位置する寝室の床に作られた穴。訪問者が来た時にチラ見して、出るのがダルい時には居留守を使うためだって(笑)
この後は道をもう少し進み、オランダ広場を過ぎて下車。仏教の古いお寺を見学しました。

中華系のお寺を訪れる昼ごはんはニョニャ料理初詣で賑わっていそうなイメージですが、こちらは旧正月がメインのため、そこまで混雑していませんでした。ここで、ツアーに付き物のお土産屋さんへの立ち寄りました。それが典型的なボッタクリショップで・・・試食したココナッツクッキーがおいしかったため、ホイホイと8RM(約240円)で購入したのですが・・・買わなきゃ良かった!本当の値段は、後ほど。
昼ご飯は、マラッカの伝統的な「ニョニャ料理」。ニョニャとは女性を意味しているらしいです。「親切」と看板が掲げられている店でした。

サンチャゴ砦セントポール教会とザビエルの墓跡店内は、日本人のツアー客やアジア系の人々で満席状態。味は・・・うーん、口に合うもの、無難なもの、独特なものが混ざり合ってて・・・ちょっと臭みが気になる。でもデザートに出てきた、緑色のむにむにした何かが入ったカキ氷が美味しかった!原材料不明だけど!
食後は腹ごなしに歴史的建造物の観光。大砲が写っている方は「サンチャゴ砦」。ポルトガルが建てたのですが、後にオランダに壊されてしまいました。しかし、砦のレンガには鉄が混ざっているため、全部壊せず、中途半端に残ってしまったとか。そんな砦を過ぎて階段を上ると、丘の頂上にこれまた半壊の建物、「セントポール教会」が見えてきました。教会の中には、鉄の檻のようなものがあり、覗くとぽっかりあいた穴が。

オランダ広場なんだこれ?ガイドさんに質問したところ、なんと、ここにはかつてフランシスコ・ザビエルの棺が埋まってたそうです!へええー!歴史で聞きなれた名前がこんなところで出てくるなんて、驚きでした。ザビエルの墓だけでなく、壁際には石でできた棺のフタのようなものが並んでいました。この中の1つは日本人の墓のものだとか。それはドクロの周りにしめ縄が彫刻されており、少し日本風なデザイン。天気が悪いせいもあって写りが暗いですが、教会の中央ではギターを持った男性2人がカントリーロードの弾き語りパフォーマンスしており、とても賑やかな空間でした。
教会を背中に、丘を下りて道なりに進むと、広場に出ます。一際目立つ赤い教会がある「オランダ広場」です。建物だけ見てると、アジアってことを忘れてしまう・・・。

蛇を首に巻いて写真を撮影できます!たったの150円だよ!中国人の若者が木の棒で突っついていました広場にはお土産屋と自転車が連なっています。花で飾られた自転車はシンガポールのリンタクみたいなサービス。これに乗ると、ロックな音楽(しかも爆音)と共に広場周辺を観光できます(笑)時間があれば乗りたかった!その代わりに、蛇を首に巻いてきました。シンガポールでもやったなぁ。1回たったの5RM(約150円)、安い!T氏に写真を撮ってもらおうとニヤニヤしながら振り返ったら、「近付かないでーッ!」と逃げられました・・・。広場を後にして橋を渡る途中、川辺に体長1mくらいの野生のトカゲを発見!おとなしかったです。

写真を5枚つなげてパノラマ風に。橋の左へ行くとオランダ広場、右へ行くと商店街へ

纏足の靴商店街でお土産探し商店街でマラッカのお土産を探します。両脇にびっしりとお店が!店によって値段設定が違うので、欲しいものが見つかったらまずは他店もチェック!安いお店は大抵お客さんで賑わっています。靴屋で纏足用の靴を発見。ち、小さい!手に乗ってしまいました・・・!道端では蒸しパン、パイ、クッキーなどを販売しているワゴンがありました。パイを試食したところ、生地は全く味が無いのですが、中に甘いパイナップルソースが。オーブンで焼いてそのまま詰めてくれるお店も。買ってみれば良かったなぁ。

マラッカ海峡特に賑わってたお店に入ってみると、先ほど8RMで買ったココナッツクッキーを発見!値段はなんと、2RM(約60円)・・・安い!悔しさのあまり追加購入。食べ物の他に、思わず欲しくなってしまうかわいい雑貨がいっぱいありました。買いたいけれどお金が無くなってしまった・・・!両替所も見当たらず、もっと換金してこれば良かったと後悔。
車に戻り、最後に立ち寄ったのは、マラッカ海峡。2日目に丘の上から見ましたが、今回は浜辺までやってきました。どよーんとした天気だったので海も物寂しい感じでした。晴れた日に夕日が見たかったなぁ。この周辺にはポルトガル系の人々が住んでいるそうです。目印は、庭や屋根にあるクリスマスの飾り付け。サンタクロースの人形やリースが飾ってありました。

飛行機から見る夜明け1時間ほど走って空港へ。お世話になったガイドさんともここでお別れ。シンガポール行きの飛行機は21時。搭乗前に夕飯を食べ、お土産を見つつ空港内をうろうろ。スターバックスの前を通った時、T氏のチャレンジ魂が覚醒。「Ventiサイズ飲んでみたい!」と店内へ直行、戻ってきたその手には、顔の高さほどもある大きなフラペチーノが!でかい、ひたすらでかい!その容量、590ml。500mlのペットボトル飲料を飲みきるだけでもキツいのに、それ以上に多くかつ濃厚でしかも冷たいフラペチーノをあっさり完飲・・・すごいぜT氏!夜のフライトは離陸時の夜景が綺麗!着陸時、シンガポール港にいる大量の船舶が放つ光もとても綺麗でした!余ったRMはチャンギ空港内で換金しちゃうと良いです。マレーシア空港よりも免税店が充実しています。最後のフライトは爆睡、着陸の振動で起床(笑)
マレーシア、楽しい旅をありがとう!また必ず行くよ!

「新年更新企画」と銘打って書き続けること2ヶ月。「毎日更新」というルールを決めてスタートした旅行記でしたが、結局更新できない日もしばしばありました。(内容はどうあれ)ひとまず完結できたことは久々の快挙です。それにしても長いな・・・!今後の旅行記は、1日毎にページを分けることにします(苦笑)

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作成者: Canaria

任天堂と旅行とモーニングと猫が大好きでーす。

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